「戸籍広域交付制度」は、本籍地ではない最寄りの市区町村の窓口などで戸籍証明書などを受け取ることができる制度で、1日から運用が始まりました。
法務省によりますと1日朝、各地の自治体から「ほかの自治体の証明書が取得できない」という連絡が相次ぎ、原因を調べたところ、各地の役場と法務省を結ぶシステムにアクセスが集中していたということです。
この影響で発行作業に時間がかかって途中で中断し交付できないケースがあるなど、証明書が発行しづらい状況になっているということです。
法務省は、こうした状況の解消に向け対応を検討しています。
法務省は「国民の皆さまや全国の市区町村にご不便をおかけし、おわび申し上げます」とコメントしています。