「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が各地で枯れていた問題をめぐっては、去年、都内の9つの店舗で土から除草剤の成分が検出され、警視庁はこれまでに店舗や本社を捜索するなどして詳しい経緯を調べていました。
その結果、捜査関係者によりますと、3年前から去年にかけて、都内の各店舗で除草剤をまくなどの行為が行われていた疑いがあることがわかったということです。
警視庁は4日、前副社長や当時の店長らあわせて13人を器物損壊の疑いで書類送検しました。
この問題をめぐっては、会社は原状回復費用などおよそ1600万円を都に納付していて、土の入れ替えや低木を植える作業が進められています。
ビッグモーターは、これまでのNHKの取材に対して「詳細は確認中だが、捜査には全面協力していきたい」などとコメントしていました。