新たに指定されたのは、北海道の帯広市や日高町など13の市町村にまたがる「日高山脈襟裳十勝国立公園」で日高山脈一帯や襟裳岬など陸域と海域を合わせて25万ヘクタール以上の面積です。
指定理由について環境省は、「山脈が内陸部から海まで延々と連なる雄大さと、自然状態のままのまとまりを持った傑出した自然の風景地だ」などとしています。
新たな国立公園の指定は、鹿児島県の「奄美群島国立公園」以来7年ぶりで、35か所目となります。
環境省は高山植物の群落地域や原生的な状態を保持している地域を「特別保護地区」に指定し、厳重な保護を図っていくとしています。