第8管区海上保安本部によりますと、25日午後9時半ごろ、島根県の竹島周辺の日本のEEZ=排他的経済水域内で、韓国の調査船「HAEYANG2000」が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認しました。
調査船はそれ以降、排他的経済水域内にとどまり、海上保安庁は海洋調査を行っている可能性が高いと判断し、無線で中止を要求していました。
この調査船は、27日午後8時6分ごろには日本の排他的経済水域の外に出たことを巡視船が確認しました。
竹島周辺の日本の排他的経済水域内で韓国の調査船の活動が確認され、中止要求をしたのは、ことしに入り今月6日と11日に続いて3回目で、調査船の目的など、詳しい状況を調べています。