警察によりますと、14日午後6時ごろ、大雪山系の美瑛岳で登山をしていた30代の外国人女性2人から、「体力を消耗して動けなくなった」と通報がありました。
2人は14日の朝から山に入り、遭難していましたが、警察が15日になってヘリで救助し、けがもなかったということです。
このほか、14日は大雪山系の旭岳でも足を痛めた60代の男性が救助されたほか、日高山脈の十勝岳でけがをした60代の女性とそれに同行した女性のあわせて2人が遭難し、15日朝、警察に救助されました。命に別状はないということです。
警察は、山に入る際は服装など十分な装備を整え、万が一に備えて事前に登山計画書を提出するなどの対策を呼びかけています。