警察によりますと、遭難した可能性があるのは、静岡県の50代の男性と、香川県の70代の男性、それに千葉県の60代の女性の3人です。
警察によりますと、3人は大崎市鳴子温泉の山中にある沢で渓流釣りをするため今月23日の早朝に訪れ、25日、下山する予定でしたが、26日になっても連絡が取れないことから家族が26日午前、警察に届け出を出したということです。
警察によりますと、鳴子温泉の山あいにある鬼首地区では3人のうちの1人のものとみられる車が見つかっているということで、警察は3人が遭難した可能性があるとみて消防とともに付近を捜索しましたが、午後5時時点で見つかっていないということです。
3人が遭難したとみられる地域は今回、記録的な大雨となった山形県や秋田県の県境に近く、宮城県の鳴子温泉でもこの2日間に200ミリ近い雨が降っていました。
警察と消防は26日の捜索を打ち切り、27日朝から再開する予定です。