この催しはJOC=日本オリンピック委員会が開いたもので、輪島市にあった練習拠点が被災し、現在70キロほど離れた柔道場で練習を続ける、小学生から高校生までの合わせて8人が参加しました。
4日夜は子どもたちの穴水町の自宅などとパリがオンラインでつながれ、柔道男子66キロ級で金メダル、混合団体で銀メダルを獲得した阿部一二三選手がサプライズで登場しました。
子どもたちは「おめでとう」と書かれた手作りの横断幕を見せたあと、強い相手から逃げない方法を尋ねると、阿部選手は「『自分は強い』と思って立ち向かうことが大切です」と答えていました。
そして阿部選手から「柔道を真剣に取り組む姿を見て、僕自身も頑張りたいと思った。能登に柔道を教えに行くと約束するので、これからも練習を頑張ってください」とエールが送られました。
参加した小学5年の男子児童は「憧れの阿部選手と話せてうれしかったです。将来、金メダルを目指したい」と話していました。
小学5年の女子児童は「一二三選手はかっこよかったです。全国大会に出場できるように練習を頑張りたい」と話していました。