JR各社によりますと、お盆の期間とした8月18日までの10日間に新幹線と特急を利用した人は、全国でおよそ1223万6000人と、去年と比べて7%増えました。
ことしの期間中は、
▽16日には、台風7号の接近にともなって東海道新幹線の東京~名古屋間で運転が取りやめられたほか
▽南海トラフ地震の臨時情報で15日まで注意が呼びかけられ、東海道新幹線が一部区間で速度を落として運転するなど、鉄道の運行にも大きな影響が出ました。
JR東海によりますと、東海道新幹線のUターンラッシュに伴う上りのピークは、予約の発表段階では12日でしたが、自由席を含めた実際の利用者数では17日だったということで、台風の影響で予定を変更した人が多かったとみられるとしています。
JR各社は「台風7号や臨時情報などの影響で、一定程度、利用が伸び悩んだとみられる」と分析しています。