矢玉さんは大分県出身。
大学を卒業後、デザイナーや漫画家などを経て、「おしいれの中のみこたん」で児童文学作家としてデビューしました。
1980年に発表した「はれときどきぶた」は「はれ、ときどきぶたがふるでしょう」など小学生が日記にでたらめに書いたことが実際に起きてしまうというユニークな内容の作品で、子どもたちから人気を集め、ベストセラーとなりました。
シリーズ10作で400万部を超え、現在でも版を重ねているほか、アニメ化もされるなど、幅広い世代に親しまれました。
出版社によりますと、矢玉さんはことしの春ごろから体調を崩していましたが、7月、老衰のため亡くなったということです。
80歳でした。