逮捕されたのはいずれもリベリア国籍のジェームス・リー・エフ 容疑者(46)と、サンディマン・ジョセフ・カマラ 容疑者(43)です。
警視庁によりますと、去年11月、東京 中央区のビジネスホテルで金の粒およそ5キロの取り引きを装って、商談相手の古物商の男性に用意させた現金3400万円を偽札とすり替えて盗んだ疑いが持たれています。
商談の場でジェームス容疑者らが持ち込んだ偽の金の粒をわざと床に落として男性とともに拾い集める間に、新聞紙にくるんでいた現金を偽札にすり替えたとみられています。
調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。
都内では去年からことしにかけて、外国人とみられるグループが金の取り引きを装って現金を盗む事件がほかにも数件相次いでいるということで、警視庁は関連についても捜査しています。