経済産業省は13日、来週の全国の電力需給の見通しを発表しました。
それによりますと、東京電力と東北電力の管内で厳しい暑さが続く一方、複数の火力発電所が設備の補修や点検に入っているため、このままの状態では3連休明けの17日に供給の余力を示す「予備率」が5%を下回る可能性があるとしています。
ただ、発電所の補修を遅らせることなどで安定供給の水準を確保できる見通しだと説明しています。
経済産業省は「現時点で節電要請は行わない」としたうえで「冷房は適切に使いつつ、使っていない照明を消すなど電気の効率的な使用をお願いしたい」としています。