武蔵野市教育委員会や警視庁によりますと、去年12月、武蔵野市内の公立小学校で「女子児童が盗撮された」と情報提供があり、教員が男子児童たちのタブレット端末を調べたところ、女子児童が着替える様子を盗撮した画像が複数保存されていたということです。
タブレット端末は授業で使うために児童に配られたもので、画像はそれぞれに割り当てられたアカウント上に保存され、複数人が閲覧した可能性があるとしています。
画像が保存されていたアカウントには、ほかのパソコンなどからもアクセスできる状態でしたが、これまでのところ、外部への流出は確認されていないということです。
武蔵野市教育委員会は「被害にあった児童に寄り添って対応するとともに、人権教育や情報モラル教育の推進に努め、再発防止に向けてタブレット端末の使い方についても検討していきたい」とコメントしています。