「ビッグモーター」前の街路樹をめぐっては、都の調査で、都道沿いの9つの店舗の前で、除草剤の成分が検出されたり、伐採の跡が確認されたりして、都は、去年9月、器物損壊の疑いで被害届を出していました。
その後の警察の捜査で「犯罪事実の特定が困難」とされた2か所を除く、7か所について、「都民の財産を管理する立場として処罰を求める」として、23日、警視庁に器物損壊の疑いで告訴状を提出し受理されたということです。
これまでに都は、ビッグモーター側に原状回復費用などとしておよそ1600万円の納付命令を出していて、すでに納付されています。
都の担当者は「都民の財産を管理する立場として必要な対応をとった。都としても警察の捜査に全面的に協力してまいります」としています。