4日午前和歌山県串本町串本の沖合150メートルほどのところでインストラクター1人と一緒に体験プログラムのスキューバダイビングをしていた親子3人のうち2人の姿が見えなくなりました。
その後、インストラクターが海中に沈んでいる2人を見つけて岸に引き上げ、2人は病院に搬送されましたが、父親で岡山県倉敷市の会社員、中田宏厚さん(51)の死亡が確認されました。
高校生の息子も手当てを受けていますが、意識はあるということです。
警察によりますと2人は岡山県から来ていて現場付近の水深は3メートルから5メートルほどだったということです。
現場付近の水深は3メートルから5メートルだったということで、警察が関係者から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
本州最南端の和歌山県串本町は、黒潮の影響で多様な生態系とさまざまな種類のサンゴが生息していることで知られ、スキューバダイビングの盛んな地域です。