この電話相談は、労働災害の被害者や家族を支援する「全国労働安全衛生センター」などが開きました。
11日午前、東京 江東区の事務所には「上司に業務上の問題を指摘したら無視されるなど嫌がらせを受け、希望しない部署に異動させられ、適応障害を発症した」という相談があり、担当者が労災の申請の方法など具体的にアドバイスしていました。
厚生労働省によりますと、昨年度、仕事の強いストレスが原因でうつ病などの精神障害になり労災と認められた人は過去最多の883人で、このうち、「上司などからのパワハラ」が157人、「セクハラ」が103人、客からの迷惑行為などの「カスタマーハラスメント」いわゆる「カスハラ」が52人に上りました。